彫刻家 丑久保健一 ポートフォリオ | お知らせ

いつもなら「丑久保健一アトリエギャラリー　春季展」のお知らせをする時期なのですが、今年は新型コロナウィルス感染症の感染予防・拡散防止のため、延期することにいたしました。
「第９回　春季展」の開催は2021年5月に予定しています。ずいぶん先になりますが開催が決まりましたらお知らせいたしますので、その際は是非ご来廊下さいますようよろしくお願いいたします。

若葉がそよぐ爽やかな季節、仕事場の屋根続きの車庫にはツバメが戻ってきました。季節は確実に巡ってきますね。
これまで当たり前＝普通と思っていたことが制限されている今、本当に必要なものに気付く時間になるのではないでしょうか。
皆さまをお迎えする「丑久保健一アトリエギャラリー　春季展」のあり方も立ちどまって考える機会にしたいと思います。

本当に必要なものが制限されて困っている方も多いことでしょう。医療介護の現場や流通販売、その他、感染リスクと向かい合いながら仕事をされている方々に感謝しながら、普通の日常が早く戻るよう、今は「Stay Home」。

皆さまどうぞ出来るだけ気をつけて、お元気にお過ごしください。

Vol.233







日光街道の山桜が満開です。
ところどころにあるソメイヨシノの満開も長く続いていて、花吹雪を散らしています。
楓の新緑が加わって目も眩むような美しい木々のトンネル。
庭も一気に花々が咲き出し、野鳥の姿も目立ってきて賑やかになりました。
そんな中にあると、ボール達も色彩の空気をまとったかのように見えます。

Vol.232









季節外れの大雪でした。湿った重たい雪。
週末の外出自粛要請を後押しするかのような天気でした。







夕方ようやく止むと、積もった雪はその重みでぼとぼとと落ちてゆきます。







ツクシやムスカリなど埋もれずに顔を出しています。
ボールの下にはボールの形そのままに土がのぞいています。
加速してきた春の歩みがひと休みして、また速度を増していくのでしょうか。

Vol.231





梅が開花しました。ここは宇都宮の北の外れ、花は遅いのですが、更に家の庭の梅は遅咲きなのです。
ボールの下の地面にはオオイヌノフグリが瑠璃色を輝かせています。ヒヤシンスや水仙の芽も出ています。
春の訪れの早いこと！

Vol.230

カラカラの晴天が続く冬。ところが今年は曇りや雨が多く、冬らしくありません。
今朝も外に出ると雪が積もっていましたが、降っているのは雨。例年なら雪がどんどん積もっていったでしょう。



ボールの底から水滴が落ちています。
スカスカで薄くなったボールは保水力も少なくなって、水はあっさりと潜り抜けてしまうのでしょう。



一方で、一番かさのあるボールは下の方に全く濡れていない部分がありました。







昼には雨もやみ、雪も解けました。
ボールにはたくさんの鳥の糞が落ちています。何かの実もあります。
ボールの上に鳥が止まっている姿はなかなか見かけないのですが、ボールをみている時間の方がごくわずかなのだと知らされます。