楡木令子 ドローイング展
2009-10-05 22:44:16 (14 years ago)
丑久保健一 ドローイング展
2009-09-05 20:55:56 (14 years ago)


木によるドローイングを最初に発表したのは1989年、ちょうど20年前でした。
5cm程の厚さの欅の長方形の板に、縦横に等間隔の刻みを入れた後、一部をはつって(叩き落として)しまいます。はつられた部分と残された部分、陰と陽、凹と凸、みる者に様々なイメージを投げかけます。
その表現は次々と新しいかたちを生みだしていきました。「月」、「ふたつの月」、「月と直角」、「波動」、「交叉」のシリーズ。立体となって「大谷考」シリーズ。仕事場に未完のままで残された大きな3対の作品もその延長線上にあり、次の新たな表現を示唆するものでした。
丑久保にはめずらしい紙の平面作品も生まれました。
今回はその紙と木によるドローイングの作品を展示いたします。
ぜひご覧くださいませ。