彫刻家 丑久保健一 ポートフォリオ | お知らせ

宇都宮美術館
【第2回コレクション展】2021/2/7～2021/4/4



２月７日から始まる「ジョルジュ・ビゴー展」に合わせて始まる【第2回コレクション展】では昨年に続き「大谷考」が展示されます。
〈美術館ニュース第４６号〉の表紙にも掲載されています。

昨年は新型コロナウィルス禍の下、美術館を訪れることも気ままには出来なくなりました。この一年、それまで自由に出来たことのほとんどが出来なくなり、自宅と職場の小さな半径の中での生活でした。そんな中で唯一訪れたのが宇都宮美術館「いきものたちはわたしのかがみ　ミロコマチコ」展でした。身体が伸び伸びしました。気持ちがほぐれました。
新しい年を迎えて早々に「緊急事態宣言」も出されました。
「新しい生活様式」の制約の中でも、感染予防を最大限講じた上で、美術館にも足を運んでいただければ、日常の窓を大きく開けて「換気」出来ることでしょう。

Vol.242







この冬一番の寒波到来！
昨日も一日強風が暴れていました。
それでもボール達は落ちないのが不思議です。



台座の支柱が傾いてしまいましたが。
強風はボールの小さな隙間を通り抜けて、鑿を使い、やすりをかけていくのでしょうか。作家の鑿跡をすっかり消し去るということはあるのでしょうか。

Vol.241

冬至の朝日を浴びて、どんどん霜が融けていきます。
このところの厳しい冷え込み、毎朝雪かと思うくらい真っ白に霜が降りています。













大きく一片を落としたボールは断面がずいぶん窪んできました。

Vol.240



暖かい晩秋です。数日前にも強い風が吹きましたが、木枯らしではなく心地よいと感じる位でした。
でもこの風で木々の葉はほとんど落ちてしまいました。
地面に落ちたボール片は落ち葉と見紛うばかりです。



ブルーベリーの鮮やかな赤と野菊が庭の片隅を彩っています。

Vol.239









草取りに夢中になって大きな葉の株を抜いたら、落ちたボール片が現れました。
まるで動物の白骨のようです。







近づいて眺めているうち膝がついてしまい、ボールの下半部が目に入りました。
今度は手もついて見上げていました。