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木彫彫刻家 丑久保健一 |お知らせ

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彫刻家 丑久保健一 お知らせ

丑久保健一についてのお知らせです。
展覧会の情報や丑久保健一に関する最新情報を随時載せています。
丑久保健一の彫刻作品は、直接みて何か感じ取っていただけたらと思っています。展覧会開催の際は是非お立ちよりください。


丑久保健一 お知らせ・最新情報

 
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1987年のこの日

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Vol.78
6月10日が廻ってきました。1987年のこの日、銚子沖の黒潮の上に108個のボールが置かれ、「海のピース」が生まれました。
それよりも更に10年近く前、この四個のボールは戸外に置かれました。
夕方、雷とにわか雨が通り過ぎましたが、張り出してきた枝のおかげでほとんど濡れませんでした。

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シロタモギダケ

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Vol.77
シロタモギダケという茸があります。
板室温泉、大黒屋の敷地内に設置されている「ニレの-こ・だ・ま-」という作品に生えてきた茸です。毎年同じ場所に生えてきます。きっとこの楡の木が地面に立っていた時から生えていたのでしょう。
茸や落花や鳥の糞やらで、ボールの周りは賑やかです。
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5月の風

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Vol.76
田植えがほぼ終わりました。新緑の林や里山を映しこんで深く静かな世界を湛えていた田んぼの水面に、規則正しく早苗が並んでいます。それまでの静謐さが消えた代わりに伸びようとする早苗のエネルギー、躍動感が満ちています。
今、リンゴの花が満開で、リンゴ園は白く霞んで見えす。周囲の里山の新緑は日に日に盛り上がっていくようです。
爽やかな風が田んぼの上を渡ってきます。この風はどこから吹いてくるのでしょうか。どこで生まれ、どこまで流れていくのでしょうか。

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今年も又、小さな双葉が生えてきました。
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Vol.75
「暗闇体験」がブームになっているというニュースを見ました。
ホテルのレストランで初対面の人達が同じテーブルに着き、アイマスクを付けてフルコースの食事をする。味覚や臭覚が敏感になり、また、見知らぬ人とも打ち解け易い、とアナウンサーが話していました。
都会のビルの中の人工的に作られた闇の中に公園があり、そこが自己啓発や会社の新人研修に使われていると言う。囲われた、安全な、空間の広がりのない闇。暗闇ごっこ。

大谷の地下空間の暗闇を思う。方向を見失えば地上に戻る手がかりは無い。その地下空間の行き止まりまでの三次元的に折れ曲がる長い道のり、広大な空間。
丑久保健一は一人で行き止まりまで行き、闇と対峙していた。
「はじめ闇は墨汁の感触でした。ドロリとした墨汁が、身体の穴という穴から進入して来て、恐怖を感じました。地下の闇に行く回数を重ねるうちに、暗闇のドロリとした感触の圧迫感が、サラリとした感触の黒い広がりに変化してきました。視覚は利きませんでしたが、気持ちは落ち着くようになりました。この闇の空間に週一・二度、時間にして一時間か二時間ぐらい居ました。このようなことは十年近く続きました。このような身体で感じる触覚体験と、採石場跡の大きな空間環境から作品が生まれました。」《丑久保健一展-連なる木-(下山芸術の森発電所美術館)カタログより》
(2010.5.10)

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水の国

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Vol.74
夕方ようやく雨が上がりました。
雲が切れて少し青空がのぞき、芽吹き始めたばかりの柔らかい緑にふんわりとおおわれた里山がぐっと近くに見えます。様々な若緑のあちこちに山桜の淡いピンクが混じります。あわいベールをかけるように水蒸気が立ち昇っていきます。田んぼには水が入り、蛙が気持ちよさそうに喉を鳴らしています。湿り気を帯びた風に頬をなでられながら、日本は水の国だとしみじみ思います。(2010.4.28)

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