「1974 戦後日本美術の転換点」展 群馬県立近代美術館
2014-09-10 18:30:35 (10 years ago)
【1974 戦後日本美術の転換点
A Turning Point in Postwar Japanese Art】展
開館40周年記念展 第2部
群馬県立近代美術館において
2014年9月13日(土)から11月3日(月・祝)まで
展覧会案内より抜粋
☆☆☆
『前年のオイルショックにより高度経済成長が終焉を迎え、日本社会が大きく転換したのが1974年です。この頃、美術においてはスーパーリアリズムと呼ばれる絵画が登場し、版画においてもシルクスクリーンにより写真を取り込んだ表現が多用され、写真や映像と美術との関係が盛んに議論されます。彫刻の分野では、各地で野外彫刻展が数多く開催され、作品発表の場が飛躍的に広がっていきました。一方、概念芸術や「もの派」を経たこの時代、表現行為を根源から問い直し、あるいは表現を受容する私たちの知覚システムまでも題材にする作家が多く登場し、次代に向けて表現や思想を育んでいきました。
本展では、1974年に制作・発表された多様な作品を一堂に集めることでこの時代の美術の特質を捉え、戦後日本美術の転換点として「1974」年を浮かび上がらせます。』
☆☆☆
1974年は丑久保健一にとっても節目の年です。
1971年に宇都宮市の大谷に移住し、本格的に制作に没頭する生活が始まりました。移住当初はアトリエに充てる場も無く、大谷石を切り出した採石場跡地の横穴を仕事場にしていました。1973年に〈第23回モダンアート協会展〉で新人賞を受賞、翌1974年には〈第1回北関東美術展〉で大賞、〈第24回モダンアート協会展〉で優秀賞を受賞 、翌1975年には「第2回彫刻の森美術館大賞展」で優秀賞を受賞した作品など、初期の代表作の多くがこの横穴の仕事場で生まれました。
この年にスポットを当てる展覧会が開催されることになった訳です。
今回は【点の棲息】(栃木県立美術館蔵)が展示されます。
ぜひご覧になってください。
群馬県立近代美術館
高崎市綿貫町922-1 群馬の森公園内
☎ 027-346-5560
A Turning Point in Postwar Japanese Art】展
開館40周年記念展 第2部
群馬県立近代美術館において
2014年9月13日(土)から11月3日(月・祝)まで
展覧会案内より抜粋
☆☆☆
『前年のオイルショックにより高度経済成長が終焉を迎え、日本社会が大きく転換したのが1974年です。この頃、美術においてはスーパーリアリズムと呼ばれる絵画が登場し、版画においてもシルクスクリーンにより写真を取り込んだ表現が多用され、写真や映像と美術との関係が盛んに議論されます。彫刻の分野では、各地で野外彫刻展が数多く開催され、作品発表の場が飛躍的に広がっていきました。一方、概念芸術や「もの派」を経たこの時代、表現行為を根源から問い直し、あるいは表現を受容する私たちの知覚システムまでも題材にする作家が多く登場し、次代に向けて表現や思想を育んでいきました。
本展では、1974年に制作・発表された多様な作品を一堂に集めることでこの時代の美術の特質を捉え、戦後日本美術の転換点として「1974」年を浮かび上がらせます。』
☆☆☆
1974年は丑久保健一にとっても節目の年です。
1971年に宇都宮市の大谷に移住し、本格的に制作に没頭する生活が始まりました。移住当初はアトリエに充てる場も無く、大谷石を切り出した採石場跡地の横穴を仕事場にしていました。1973年に〈第23回モダンアート協会展〉で新人賞を受賞、翌1974年には〈第1回北関東美術展〉で大賞、〈第24回モダンアート協会展〉で優秀賞を受賞 、翌1975年には「第2回彫刻の森美術館大賞展」で優秀賞を受賞した作品など、初期の代表作の多くがこの横穴の仕事場で生まれました。
この年にスポットを当てる展覧会が開催されることになった訳です。
今回は【点の棲息】(栃木県立美術館蔵)が展示されます。
ぜひご覧になってください。
群馬県立近代美術館
高崎市綿貫町922-1 群馬の森公園内
☎ 027-346-5560