巡り会う作品
2014-05-26 10:02:59 (9 years ago)
【丑久保健一 アトリエ・ギャラリー】の展示作品は会期中に増えていくことがあります。「あの作品は展示していないのですか?」「あの作品に会いに来ました」などと言われると空間の狭さなど忘れて出してきてしまいます。
昨年11,12月に栃木県立美術館に出品していた〈楽器になる〉立体の「木によるドローイング」作品も今回途中から展示されています。作品をこすって思いがけない音が立ち上がるとどなたも笑顔になるので嬉しくなります。昨日は、九か月の赤ちゃんが、お姉ちゃんが音を奏でるたびにけらけらと笑うのでした。展示空間はとても素敵な音楽に満たされました。
木でできた携帯電話機を持った方がいらっしゃいました。軽くて持つ手に沿った丸みを帯びたかたちが視覚的にも心地よく、それを見た途端、「ソラマメのようなもの」が浮かびました。仕事場の方に置いてあったので早速持って来て記念写真を撮らせてもらいました。そのまま「ソラマメ」は展示室のほうに転がっています。